毛がごっそり抜ける原因とは?もしかしたらアレルギー?詳しく解説します

近年、犬のアレルギーがとても増えています。本来無害であるはずの食べ物や花粉などに体の免疫細胞が過剰に反応してかゆみや脱毛などの症状としてあらわれるのがアレルギーです。

あなたのワンちゃんは、しきりに体をかいたり、抜け毛が多くなったりしていませんか?もし、そんな症状が出たら要注意です!

今回は、アレルギーの主な3つの種類の症状や原因、予防をご紹介します。

アレルギーの種類

ノミアレルギー

ノミアレルギーの症状・原因

ノミの唾液中に含まれる成分がアレルゲンとなり、痒みや発疹、脱毛などの症状が見られます。ノミが寄生しやすい背中からお尻、しっぽの付け根にかけて症状が出る場合が多いです。

お散歩時、草むらに入ったときなどにノミに寄生されてしまうことが多いです。ノミが発生しやすい季節は春から夏にかけてですが、最近では暖房器具が整っているので冬でもノミがいる場合があるので注意が必要です。

また、ノミアレルギーはノミの唾液だけでなく、ノミの糞や死骸が皮膚から体内に入ってアレルギーが起こる可能性もあります。

ノミアレルギーの治療・予防

まずは、犬の体に寄生しているノミを駆除するのが一番大切です。駆除と並行してかゆみや炎症を抑える治療をします。

ノミを駆除するためには、市販の薬よりも動物病院で処方される薬をおすすめします。動物病院の薬のほうが効果が高く、確実です。また、ノミが見つかってから薬を処方してもらうのではなく、予防のために定期的に処方してもらうようにしましょう。

食物アレルギー

食物アレルギーの症状・原因

食物アレルギーの場合は、アレルゲンとなる食べ物が触れる口の周りや目の周り、耳など体の内側から赤みや脱毛、発疹が見られます。

原因は、鶏肉や豚肉などのタンパク質や、小麦や米といった穀物など数多くあり様々です。その中でも、犬は本来肉食なので、穀物の消化を苦手としていてアレルギー反応が出やすいようです。

食物アレルギーのアレルゲンは様々なので、原因を特定するのが難しいですが、原因となる食べ物を特定しないと治療が難しいため根気強く取り組んでいくことが大切です。

食物アレルギーの治療・予防

まずは、アレルゲンと疑われる食べ物を除いた食事を与える方法があります。それで、アレルギー反応が出なければその食べ物が含まれていない食事を与えるという食事療法を続けていきます。

予防としては、アレルギー反応が出やすい穀物を使用していないグレインフリーのフードを与えると良いでしょう。また、万が一アレルギーになってしまった場合でも原因を特定しやすい単一タンパク源のフードがおすすめです。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の症状・原因

アトピー性皮膚炎の場合には、激しいかゆみが出るため、とてもかゆがります。初期の段階では、赤みや脱毛、発疹が手足や顔など部分的に見られますが、治療をせずに長期間放置してしまうと、全身に広がってしまうこともあります。

原因としては、遺伝的な要因とダニ、ハウスダスト、花粉などのアレルゲンが関係しているといわれています。主に室内犬に多く見られ、理由は室外犬よりもそうしたアレルゲンに触れる機会が多いからです。

アトピー性皮膚炎の治療・予防

基本的には、かゆみや炎症を抑える投薬治療が中心となります。また、定期的に専用のシャンプーで洗うことで正常な皮膚のバリア機能に戻し、アレルゲンの侵入を防ぎ症状の悪化を防ぎます。

そして、アレルゲンとなる物質を特定することが大切です。特定できたら、アレルゲンをできる限り除去しましょう。

まとめ

いかがでしたか?アレルギーとひとくちにいっても、原因はさまざまです。

アレルギーは人間の花粉症のように、完治できるものではないですが、放っておくと毛が生えてこなくなってしまったり皮膚が黒ずんでしまったりと見た目も可哀想です。

もしも、アレルギーの疑いが出たら獣医さんと良く相談して根気強く向き合ってあげてください。