犬が皮膚をかゆがる原因とは?悪化する前に早めの対策を!!

あなたのワンちゃんは頻繁に皮膚を掻いていませんか?フケが出ていたり、毛艶や毛並みが悪かったり・・・。最初は部分的だったものが放っておくと全身に広がってしまうこともあります。悪化してしまうと完治するのが難しくなってしまったりと良いことはありません。ここでは、いくつかの原因と対策を解説していきます。

かゆがる原因は?

アレルギー

食物アレルギーでかゆくなることがあります。原因として取り上げられるのは「タンパク質」「炭水化物」で、その中でもタンパク質がアレルギーの原因となることが多いです。

ノミ・ダニ

お散歩中や、お部屋の中で「ノミ」「ダニ」が付着してしまうことがあります。そうすると吸血されかゆみが出ます。

シャンプー

シャンプーの頻度が少ないのも問題ですが、逆に毎日シャンプーするのも問題です。洗いすぎると必要な油分まで洗い流され、過剰に分泌されることになりべたつきやかゆみの原因になります。また、乾かし残しがあると菌の繁殖の原因となります。

皮膚炎

「細菌性皮膚炎」「真菌性皮膚炎」「膿皮症」などがあります。

細菌性皮膚炎は皮膚に細菌が感染し、かゆみや発疹を引き起こします。この皮膚炎で感染する細菌はほとんどが常在菌で、普段は無害なのですが何らかの原因で皮膚のバリア機能が壊れると一気に繁殖し、かゆみなどを引き起こします。

真菌性皮膚炎はいわゆるカビの感染による皮膚炎です。皮膚のバリア機能が正常であれば、カビを抑えられるのですがバリア機能が壊れてしまうと簡単にカビに感染してしまいます。

膿皮症は皮膚のブドウ球菌や連鎖球菌による感染症です。赤い発疹の中央に膿が見られるので膿皮症といわれており、膿が破れ周りに感染していきます。

それぞれの対策は?

アレルギーの場合には動物病院で検査をしてもらい、繰り返さないためにも原因を突き止めたほうが良いでしょう。タンパク質の種類が原因となることが多いですが、質が原因となることもしばしばあります。

鶏肉のみなどの1種類のタンパク質で、合成の添加物の入っていないフードを選ぶことが大切です。

ノミ・ダニは動物病院で処方されるフロントラインなどの薬がおすすめです。市販の薬やシャンプーでは効果が低いものもあります。

また、冬はノミ・ダニはいないと思って春から秋の間しか薬をつけない方もいると思いますが、お部屋の中は冬でも暖房がついていて暖かいのでカーペットなどにいる場合もあります。なので、できれば季節を問わず薬を使用しましょう。

犬のシャンプーの頻度は月に1回程度が理想です。また、お家でシャンプーする場合には人間用のシャンプーではなくきちんと犬用のシャンプーを使用するようにしましょう。人間と犬では皮膚のpHが違いますので、人間用のシャンプーでは刺激が強すぎます。

皮膚炎が疑われる場合には、動物病院を受診しましょう。原因によって治療法は異なりますが、抗生物質の投与や薬用シャンプーでの治療が主なものになると思われます。お家でのこまめなシャンプーが必要になる場合もあります。

最後に

ひとくちにかゆみ、皮膚炎といっても内容は千差万別で原因も様々です。完治するものもあれば、完治が難しいものもあります。

皮膚病対策で最も大切なことは皮膚を清潔に保つことです。

普段、皮膚は毛で覆われており日頃のチェックが難しいものではありますが、皮膚は犬の健康状態を反映する非常に大切です。ブラッシング・シャンプーの際にこまめにしっかりとチェックすることをお勧めします。