犬の歩き方がおかしい・・・ヘルニアの可能性あり!原因と対策を解説します

いつもと歩き方が違う、おかしいと感じたら何か異変が起きているのかもしれません。

歩き方の様子で疑われる病気を解説します。

どんな歩き方ですか?

足を地面に着かない

外傷・骨折が疑われます。肉球がガラスや石などで傷ついていませんか?また、夏に多いのですがアスファルトが熱くなっているのでやけどしてしまうことがあります。

骨折の場合には痛がって触られるのを嫌がります。

まずは、肉球をよくチェックしてみてください。

歩き方がぎこちない

この症状で疑われるのが股関節形成不全です。この病気は特にゴールデンレトリバーなどの大型犬によく見られます。

これは主に遺伝の関与が大きい病気で股関節の形成や成長に異常が見られる病気です。

歩き方がぎこちない症状のほかにウサギのように両足で飛び跳ねる「バニーホップ」と呼ばれる特徴的な動きが見られます。

足を引きずっている

椎間板ヘルニア

頸部の椎間板ヘルニアでは、頸部の疼痛、神経麻痺などによって足を引きずるといった症状が見られ、重症になると、自力で立ち上がれなくなり、四肢が完全に麻痺して半身不随や、さらには排便・排尿の困難なども見られることがあります。

胸や腰部の椎間板ヘルニアでは、腰から背にかけての疼痛により、背中を触ると痛がったり嫌がったりするようになります。また、後ろ足の麻痺などが起こり、排便・排尿の困難なども見られることがあります。

レッグテルペス

主な症状は足を引きずる、足に力が入らないなどです。そのほかの症状としては食欲の低下や股関節を触られるのを嫌がるなどです。

これは主に小型犬に多く見られます。原因は不明で、大腿骨頭への血行が阻害され、骨頭が壊死してしまう病気です。

対策は?

お散歩コースに砂利道がある場合は石のほかに、ガラスなどの危険なものが落ちているかもしれないのでできるだけ避けましょう。

また、夏のお散歩は自分でアスファルトを触ってみて熱いと感じたらやめたほうが良いでしょう。太陽が沈んでからもしばらくは熱いままですので、「もう大丈夫だろう」と思っていてもワンちゃんは人間よりも地面に近いのでその分熱く感じますし、熱中症にもなりやすくなります。

股関節形成不全を発症する理由の7割が遺伝に関係しているといわれていますが、残りの3割は環境などの後天的なものです。

骨が急速に成長する生後60日の間に、股関節に対してどのような力が加わるかが、骨盤の形成に影響していることが近年わかってきました。この時期に肥満や過度の運動をすると、異形成を起こしやすいといわれます。

大型犬のほうが発症しやすいのは、生後60日の間に急激に体重が増加するため、股関節へ過度のストレスがかかりやすいからだと考えられています。

肥満にならないようフードの与えすぎには気を付け、室内の場合にはフローリングで滑ってしまうこともあるので、滑り止めを敷くなどして対策しましょう。

椎間板ヘルニアは、激しい運動や肥満、骨の老化などで、体の重みを支える脊椎の、特にクッションの役割をする椎間板への負担が大きくなり損傷することによって起こります。

特に胴の長いダックスなどに多く見られます。階段の上り下りや激しい運動は控えるようにしましょう。

また、肥満体型も脊椎に負担がかかりヘルニアの原因になりますので、気をつけましょう。

最後に

愛犬の歩き方から考えられる病気をほんの一例ですが紹介しました。

犬は体調の悪さやどこか痛くても隠そうとする生き物です。

「いつもと様子が違うな」と思ったら念のため動物病院で診てもらいましょう。