犬が血尿をしたら、腎炎の疑いあり!原因と対策を解説します

「おしっこが赤い!」「血が混じっている!」血尿は愛犬からの病気や体の異常を知らせるサインです。

血尿の症状が現れる病気を紹介しますので参考にしてみてください。

血尿の原因は?

尿道結石

尿道に結石ができる病気で、尿の通り道に結石ができておしっこの量が減ったり、ほとんどおしっこが出なくなったりします。また、おしっこしようとしてるのに出なかったり、ようやく出ても血尿だったりといった症状が見られます。

結石の種類には様々ありますが、犬に多くみられるのはストルバイト結石です。

尿石は、食べ物・水などから摂取されたカルシウム、マグネシウムなどのミネラルが原因でおしっこがアルカリ性に傾くことでできやすくなります。これらを多く含む食事を過剰に、あるいは日常的に与えることによって、尿中に排泄されて結石ができてしまいます。

膀胱炎

膀胱炎になると、おしっこの色が濁ったり、血液が混じりピンク色のおしっこが出たり食欲が落ちたりといった症状が見られます。

膀胱炎の原因は寄生虫や外傷などさまざまですが、犬で多いのは細菌感染です。また、尿道が細く長いオスよりも尿道が太く短いメスのほうが膀胱炎になりやすい傾向があります。

腎炎

腎炎には急性腎炎と慢性腎炎があります。

急性腎炎の場合は、おしっこの量が減ったり血尿が出たりします。また、むくみや痛みなども見られ、進行するとおしっこが大量に出るなどの症状が見られます。

慢性腎炎の場合では、目立った症状は特にないのですが、症状がなくても進行しているので腎臓機能が低下する腎不全になる前に発見する必要があります。

急性腎炎の原因はウイルスや細菌感染によるもので、子宮に膿がたまる子宮蓄膿症などほかの病気からの感染もあります。この、急性腎炎からそのまま慢性腎炎になったり、急性腎炎を繰り返したりすることで慢性化することが多いです。

対策は?

結石ができやすい体質のワンちゃんは、獣医さんに相談しておしっこのpHを調整する療法食を処方してもらいましょう。また、おしっこが濃くなると石ができやすくなってしまいますので、我慢させないようにしましょう。

細菌感染による膀胱炎もバランスのとれた食事を与え、おしっこを我慢させないといったことで予防できます。ワンちゃんの生活する環境を清潔に保つことも大切です。

腎炎はウイルスや細菌感染が原因のことが多いので、感染しないようワクチン接種を必ず行いましょう。急性腎炎の予防が慢性腎炎の予防にもつながります。

腎炎になってしまうと完治が難しいため、腎不全に進行するのを防ぐ治療をします。万が一、腎炎になってしまっても早期発見・早期治療ができれば病気の進行を遅らせることができますので、日頃から愛犬のおしっこの様子を注意深く観察するようにしましょう。

最後に

おしっこの異常が見られた場合に疑われる病気を3つほどご紹介いたしました。

おしっこは目に見えるので何かしら異変が起きた場合、とてもわかりやすいです。愛犬からのこのサインを見逃さずに受け取れるかどうかでその後の治療や治るまで期間が変わってきます。

異常が見られたら、早めに動物病院の受診することをおすすめします!