止まらない食糞・・・もしかしたら栄養障害かも!原因と対策を解説します

「食糞グセが治らない」とお困りの飼い主さんはいませんか?食糞は見た目にもあまり気持ちの良いものではないですよね。

そんな食糞の原因を知って、愛犬の食糞対策に役立てましょう!

食糞の原因と対策は?

栄養不足

ビタミンや消化酵素不足が考えられます。食事だけでは補えない成分をうんちから摂取しようとしているのかもしれません。

もし、現在かなり安価なドッグフードを与えている場合、価格はやや高めになりますが、栄養バランスにきちんと配慮しているフードに切り替えましょう。

ただし、急に切り替えると、急な変化に体がついていかず未消化な部分が残ってしまうことがあり、それも食糞の原因となってしまいますので、注意が必要です。

食事量

食事量が少ない場合、常にお腹がすいている状態になってしまいます。そんな時、うんちがあったら空腹を満たすため食べてしまうことがあります。

また、食事量が多い場合にも食糞することがあります。量が多く消化しきれないと、未消化の部分からおいしそうなニオイがしてつい食べてしまいます。

どちらの場合も、給餌量の表示を参考にしてフードを与えましょう。ただし、運動量によって多少の調整は必要なので、愛犬の健康状態や体重をしっかり把握して調整してください。

飼い主にかまってほしい

食糞したときに、追いかけたり騒いだりしていませんか?そうすると犬は、「うんちを食べたらかまってくれた」と勘違いしてしまい、飼い主の気を引くために食糞することがあります。

まずは、食糞しても追いかけたり騒いだりせず無視してみましょう。「大好きな飼い主の関心が自分に向いた」というのは犬にとって最大のご褒美です。

しばらく無視を続けていき、うんちを食べてもかまってくれないというのが理解できればそのうち食糞しなくなります。これは、他のいたずらにも言えることなので、してほしくないことを犬がしたときは徹底的に無視をしましょう。

ストレス

散歩が足りず運動不足だったり、飼い主にあまり遊んでもらえなくて寂しい思いをしているとストレス解消のために食糞してしまうことがあります。

この場合は、しっかりとお散歩の時間や遊ぶ時間を設け、犬が満足するまで付き合ってあげましょう。そうすれば、退屈しのぎにうんちを食べてしまうということはなくなります。

ただし、犬が主導になってしまうと主従関係が逆転してしまいますので、犬が疲れたり飽きたりしたら止めるのではなく、こちらで頃合いを見て切り上げるようにしましょう。

最後に

犬の食糞グセの主な原因を4つ、対策と共にまとめました。

食糞グセは治るまで時間がかかります。なので、焦りやイライラは禁物です。その気持ちはワンちゃんにも伝わってしまいます。

どうか気長に根気よく付き合ってあげてくださいね。

食欲がない場合に考えられる病気とは?原因と対策を解説します

いつもはご飯をあげるとガツガツ食べるのに、「今日は食べが悪いな」というときはありませんか?もしかしたら、体の中で何か異変が起きているのかもしれません。

今回は、食欲がない場合に疑われる病気の原因と対策を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください!

原因は?

歯周病

歯周病の初期の段階では、歯茎が赤くなる程度ですが、進行すると出血や口臭がしたり、痛みで食べることが億劫になり食欲がなくなるといった症状がみられます。

歯周病が進行すると、歯周病の細菌が血流にのって全身に運ばれ、心臓や腎臓にたどり着き、他の内臓疾患を併発することもあります。

主な原因は、歯に付着した歯垢を放置し、それが歯石となりやがてその細菌が繁殖し炎症を起こすことで歯周病になっていきます。重症になると、全身麻酔で歯を抜く手術をしなければなりません。

子宮蓄膿症

子宮蓄膿症は、未経産や出産したことがあっても高齢になったメスに多く見られます。

症状としては、子宮から膿が出るようになり、熱が出たり水をたくさん飲むようになる、おしっこの量が増えたりします。病気が進行すると、食欲がなくなり元気もなくなります。

子宮が細菌に感染し、炎症を起こすことで子宮の中に膿がたまることが原因です。子宮蓄膿症になった場合には、一般的に子宮の摘出手術を行って治療します。

肺炎

肺炎になると、咳が出て食欲がなくなる、運動を嫌がる、疲れやすいといった症状がみられる他、運動しているときに呼吸が苦しそうだったり、呼吸困難になってしまうこともあります。

肺炎は、ケンネルコフの原因となるアデノウイルスや細菌などが気管に侵入し、感染することで起こります。また、アレルギーや寄生虫が原因でなる場合もあります。

対策は?

歯周病の予防には、歯磨きが一番です。理想は毎日することですが、犬の歯垢はだいたい3~5日で歯石になると言われているので、最低でも週に2~3回歯磨きをするようにしましょう。

また、半生フードや缶詰などは歯垢が付きやすいので、ドライフードを与えるようにしましょう。

子宮蓄膿症は、避妊手術をすることで予防することができます。出産させるつもりがないのであれば、初回の発情が来る前に避妊手術をすることをおすすめします。そうすれば、乳腺腫瘍という病気も予防することができます。

肺炎を予防するためには、ワクチンを定期的に接種しましょう。また、健康管理にも気を配り生活環境を清潔に保つことが大切です。

最後に

ただ単に食欲がないという場合もありますが、愛犬からの病気のサインということも考えられます。

他にも症状が出ていないかよく観察し、病気を早期発見・早期治療するようにしましょう。

犬が急激に痩せた、太った!生活環境に変化がない場合、病気の疑いあり!原因は?

引っ越しをしたり、特に環境の変化があったわけではないのに、最近なんだか痩せてきた、太ってきたと感じたら病気の疑いがあるかもしれません。

ただ、体重や見た目の変化だけでは単に痩せただけなのか、病気なのか判断がつきませんよね。そこで、他にもこんな症状が現れたらこの病気かも、というものをご紹介していますので、参考にしてみて下さい。

原因

糖尿病

糖尿病になると、食べても食べても痩せるといった症状や、水を飲む量が増える、おしっこの回数や量が増えるといった症状が見られるようになります。

悪化すると、元気がなくなったり食欲がなくなったり、嘔吐が見られ、さらに悪化すると昏睡状態になり命に関わることがあります。

糖尿病を発症するはっきりとした原因はわかっていませんが、肥満や遺伝的要因などが関係しているといわれています。

また、糖尿病には2種類あり、よく見られるのは血液中の糖を細胞に吸収する働きをする「インスリン」というホルモンが膵臓から分泌されなくなるタイプです。糖が吸収されなくなることで高血糖になってしまいます。

もう1つは、インスリンは分泌されているのにその働きが弱くなってしまうタイプです。こちらはあまり一般的ではありませんが、メスの発情後期の黄体ホルモンが上昇しているときにまれにみられることがあります。

クッシング症候群

クッシング症候群になると、水を飲む量が増える、おしっこの量が増える、いっぱい食べるのにやせていく、全体的に毛がうすくなる、左右対称に毛が抜ける、お腹が膨れるなどの症状がみられるようになります。

他にも皮膚が黒ずんだり脂っぽくなったりといった症状もみられ、病気が進行するとだんだん元気がなくなり眠ってばかりいるようになります。

原因は、脳下垂体や腎臓の傍にある副腎という器官の副腎皮質と呼ばれる部分に腫瘍ができ、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されてしまうことです。

回虫

回虫症は成犬では下痢がみられることがありますが、ほとんどは無症状のことが多いようです。しかし、子犬が感染すると下痢や嘔吐といった症状や、お腹が膨れるといった症状が見られます。

また、元気がなくなりひどい場合には命に関わる場合もあります。

回虫症の原因は、犬回虫という寄生虫の感染です。おもな感染経路は、犬回虫に感染している他のいぬの便のニオイを嗅いだときに口から入ってしまう経口感染です。

他には、母犬の胎内で感染してしまう胎盤感染やお乳によって感染してしまう乳汁感染などがあります。

回虫は最終的に小腸に寄生し、多数寄生されると下痢などの症状が重くなったり小腸に回虫が詰まり、腸閉塞の原因となったりします。

それぞれの対策は?

糖尿病を予防するためには、肥満にならないようにすることが大切です。適度な食事と運動を心掛けましょう。

クッシング症候群には明確な予防法はありません。なので、早期発見・早期治療がとても大切です。気になる症状が出たら、すぐに獣医さんに診てもらいましょう。

回虫症を予防するためには、散歩中などに他の犬のうんちに触れさせないようにしましょう。また、子供を産ませようと考えている場合は、事前にしっかりと駆虫をしておきましょう。

最後に

今回は急な体重の変化から考えられる主な3つの病気をご紹介しました。どれも放置してしまうと、命に関わるものばかりです。

「少し様子をみようかな」と放置せず、気になることがあったらすぐに動物病院で診察してもらいましょう!

毛がごっそり抜ける原因とは?もしかしたらアレルギー?詳しく解説します

近年、犬のアレルギーがとても増えています。本来無害であるはずの食べ物や花粉などに体の免疫細胞が過剰に反応してかゆみや脱毛などの症状としてあらわれるのがアレルギーです。

あなたのワンちゃんは、しきりに体をかいたり、抜け毛が多くなったりしていませんか?もし、そんな症状が出たら要注意です!

今回は、アレルギーの主な3つの種類の症状や原因、予防をご紹介します。

アレルギーの種類

ノミアレルギー

ノミアレルギーの症状・原因

ノミの唾液中に含まれる成分がアレルゲンとなり、痒みや発疹、脱毛などの症状が見られます。ノミが寄生しやすい背中からお尻、しっぽの付け根にかけて症状が出る場合が多いです。

お散歩時、草むらに入ったときなどにノミに寄生されてしまうことが多いです。ノミが発生しやすい季節は春から夏にかけてですが、最近では暖房器具が整っているので冬でもノミがいる場合があるので注意が必要です。

また、ノミアレルギーはノミの唾液だけでなく、ノミの糞や死骸が皮膚から体内に入ってアレルギーが起こる可能性もあります。

ノミアレルギーの治療・予防

まずは、犬の体に寄生しているノミを駆除するのが一番大切です。駆除と並行してかゆみや炎症を抑える治療をします。

ノミを駆除するためには、市販の薬よりも動物病院で処方される薬をおすすめします。動物病院の薬のほうが効果が高く、確実です。また、ノミが見つかってから薬を処方してもらうのではなく、予防のために定期的に処方してもらうようにしましょう。

食物アレルギー

食物アレルギーの症状・原因

食物アレルギーの場合は、アレルゲンとなる食べ物が触れる口の周りや目の周り、耳など体の内側から赤みや脱毛、発疹が見られます。

原因は、鶏肉や豚肉などのタンパク質や、小麦や米といった穀物など数多くあり様々です。その中でも、犬は本来肉食なので、穀物の消化を苦手としていてアレルギー反応が出やすいようです。

食物アレルギーのアレルゲンは様々なので、原因を特定するのが難しいですが、原因となる食べ物を特定しないと治療が難しいため根気強く取り組んでいくことが大切です。

食物アレルギーの治療・予防

まずは、アレルゲンと疑われる食べ物を除いた食事を与える方法があります。それで、アレルギー反応が出なければその食べ物が含まれていない食事を与えるという食事療法を続けていきます。

予防としては、アレルギー反応が出やすい穀物を使用していないグレインフリーのフードを与えると良いでしょう。また、万が一アレルギーになってしまった場合でも原因を特定しやすい単一タンパク源のフードがおすすめです。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の症状・原因

アトピー性皮膚炎の場合には、激しいかゆみが出るため、とてもかゆがります。初期の段階では、赤みや脱毛、発疹が手足や顔など部分的に見られますが、治療をせずに長期間放置してしまうと、全身に広がってしまうこともあります。

原因としては、遺伝的な要因とダニ、ハウスダスト、花粉などのアレルゲンが関係しているといわれています。主に室内犬に多く見られ、理由は室外犬よりもそうしたアレルゲンに触れる機会が多いからです。

アトピー性皮膚炎の治療・予防

基本的には、かゆみや炎症を抑える投薬治療が中心となります。また、定期的に専用のシャンプーで洗うことで正常な皮膚のバリア機能に戻し、アレルゲンの侵入を防ぎ症状の悪化を防ぎます。

そして、アレルゲンとなる物質を特定することが大切です。特定できたら、アレルゲンをできる限り除去しましょう。

まとめ

いかがでしたか?アレルギーとひとくちにいっても、原因はさまざまです。

アレルギーは人間の花粉症のように、完治できるものではないですが、放っておくと毛が生えてこなくなってしまったり皮膚が黒ずんでしまったりと見た目も可哀想です。

もしも、アレルギーの疑いが出たら獣医さんと良く相談して根気強く向き合ってあげてください。

犬のポッコリお腹、フィラリア症かも!?その他の病気の可能性、対策を解説します

犬のお腹が膨れる原因は、食べ過ぎや運動不足、妊娠だけではありません。病気が原因の可能性もあります。

今回は、お腹が膨れる症状が現れた場合に考えられる病気と対策を解説していきます。

原因

フィラリア症

フィラリア症は蚊に媒介され犬に感染する病気です。フィラリアに感染している犬を蚊が吸血した際、幼虫が蚊の体内に入り成長します。

次にほかの犬を吸血する際に成長した幼虫が犬の体内に入り、寄生します。その後、脱皮を繰り返し成長して、2~3カ月ほどで血管に到達します。そして、最終的には心臓に寄生し、感染してから半年ほどで成虫になります。

感染の初期の段階ではほとんど症状は見られませんが、心臓に寄生されると息が荒くなったり呼吸器症状がひどくなり、お腹に水がたまる腹水という症状が見られるようになります。

さらに進行すると、血を吐いたり失神することもあります。

また、フィラリアが多数寄生していると大動脈症候群という急性症状を引き起こすことがあります。この場合、血尿や呼吸困難で倒れるといった症状が見られ、緊急治療が必要な状態で、治療が遅れるとほぼ100%死んでしまいます。

回虫

回虫症は成犬では下痢がみられることがありますが、ほとんどは無症状のことが多いようです。しかし、子犬が感染すると下痢や嘔吐といった症状や、お腹が膨れるといった症状が見られます。

また、元気がなくなりひどい場合には命に関わる場合もあります。

回虫症の原因は、犬回虫という寄生虫の感染です。おもな感染経路は、犬回虫に感染している他のいぬの便のニオイを嗅いだときに口から入ってしまう経口感染です。

他には、母犬の胎内で感染してしまう胎盤感染やお乳によって感染してしまう乳汁感染などがあります。

回虫は最終的に小腸に寄生し、多数寄生されると下痢などの症状が重くなったり小腸に回虫が詰まり、腸閉塞の原因となったりします。

肝臓がん

肝臓に悪性腫瘍ができてしまう肝臓がんの場合、初期の段階だと目立った症状はありません。

しかし、進行すると元気や食欲がなくなり、体重が減ってきます。他にも下痢や嘔吐、お腹が膨れてくるという症状が現れ、発見や治療が遅れてしまうと死んでしまいます。

肝臓がんの原因は2種類あり、1つは肝臓そのものにがんができるものですが、こちらは原因がよくわかっていません。しかし、老犬によくみられる傾向があります。

もう1つは、悪性リンパ腫やすい臓がん、胃がんなどの転移が原因のものです。

対策

フィラリアの予防には動物病院で処方される予防薬を投薬しましょう。この予防薬は幼虫が血管に到達する前に死滅させ、心臓に寄生するのを防いでくれるものです。

予防薬を与える期間は蚊が出始めた1か月後から蚊が出なくなった1か月後までとされています。しかし、蚊がいなくなったからといって勝手に止めず、獣医さんの指示に従って与えるようにしましょう。

回虫の予防には、経口感染を防ぐため散歩中などに他の犬の便に触れさせないようにしましょう。

肝臓がんは原因がよくわかっていないので予防法がありません。これといった初期症状もないので、がんが大きくなるまで気づかないことが多く、手遅れになってしまうことが多いです。

早期発見・早期治療をするために、定期的に健康診断を受けましょう。

最後に

犬のお腹が膨れるのは愛犬からの病気のサインであることが多いです。

日頃から愛犬とスキンシップをとり、少しでも早く異変に気付いてあげたいですね。そして、異変を感じたら動物病院で診察してもらうことをおすすめします。

犬の鼻が乾いている時間が長いのは病気の可能性あり!?原因と対策を解説します

いつもはツヤツヤして濡れている鼻が今日はカサカサしていて、どことなく元気もない様子・・・。

よく犬の鼻が乾いていると病気なのではないかといわれていますが、実際はどうなのでしょうか。今回は、鼻が乾いている原因や理由、対策を解説します!

なぜ鼻は濡れているのか

まずは、なぜ犬の鼻が濡れているのかをご説明します。

鼻は犬にとって、とても大切な器官です。嗅覚は私たち人間のおよそ100万倍といわれています。

空気中のニオイの粒子は乾燥している状態よりも湿っている状態のほうが感じやすいと言われており、犬の鼻は涙腺とつながっていて、常に微量の涙や自分で舐めて鼻を濡らしておくことでニオイを感じやすくなっています。

つまり、鋭い嗅覚を保つために鼻を濡らしておくことは必須なのです!

では、なぜ乾いてしまうのでしょうか。その原因や理由を解説していきます。

原因・理由

主に、寝ているとき、眠い時、寝起きは乾いていることが多いです。これは、寝ているときは鼻を舐めないし、鋭い嗅覚を保つ必要がないからです。

では、昼間起きているときに鼻が乾いている場合はどうでしょうか。まれに空腹時でも鼻が乾く犬もいますが、それ以外の場合は何か体で異変が起きている可能性があります。

体調不良という可能性がありますが、ただ水分が足りていない、脱水ぎみという場合やただお腹がすいている場合もあります。

体調不良としては、風邪をひいていたり、下痢や便秘などのお腹の調子が悪かったり、些細なことでも鼻が乾くことがあります。

ストレスがたまることによっても乾くことがあります。その他何か病気にかかっている場合もあります。

いずれにせよ、鼻が乾いていた場合犬の体調がどんな具合なのか注意する必要があります。

  • 便に異常はないか
  • 食欲はあるか
  • 遊んだり散歩に行く元気はあるか
  • 目やには出ていないか
  • 座ったままだったり丸まってじっとしていないか

など、普段と比べて様子が違うかどうかチェックしてみてください。

異常がある場合には風邪の可能性がありますので、動物病院で診察してもらいましょう。

乾かないようにするには

鼻が乾かないようにする対策として一番効果的なのは水分補給です。水分が足りていなかったり、脱水気味だと鼻が乾きやすくなりますので、普段から新鮮なお水をいつでも飲めるようにするなど水分補給に気を付けてあげてください。

また、一時的に下痢や便秘などで体調が悪いときも鼻は乾きますが、そういった状態が何日も続くようであれば、何か他の重い病気という可能性もありますので、その時は動物病院で診察してもらってください。

最後に

鼻が乾いているとつい病気を疑いがちですが、病気の可能性は50%で、何もない可能性も50%だそうです。

鼻が乾いていても、元気に走り回って遊んでいる犬も多いですが、乾いた状態が数日続く場合は何かしらの病気のサインかもしれません。

そのときは、念のため動物病院に相談してみると良いでしょう。

おしっこが出ない、出るけど量が少なくトイレの回数が増えた・・・尿路結石かも!原因は?

膀胱、腎臓、尿管、尿道など、おしっこの通り道にできた結石をまとめて「尿路結石」といい、これらができてしまう病気を「尿路結石症」といいます。

尿路結石症は犬や猫に比較的多く見られる病気ですが、もしなってしまったらどんな症状が見られるのか、治療法や予防法を解説します!

尿路結石について

症状

尿路結石の元となる結晶はとがっていてとても硬いです。そのため、初期の段階では小さな石が尿道をチクチクと刺激するために、膀胱炎になりおしっこに血が混じるようになります。

おしっこの臭いが強くなったり、おしっこをする際に痛がる、何度もトイレに行くようになるといった症状が見られたら、膀胱炎の可能性があります。

膀胱炎が進行し、結石が大きくなってくると、おしっこの出が悪くなって1回の尿の量が減ったり、ほとんど出なくなってしまうこともあります。

そのまま放置してしまうと、急性腎不全の症状も見られるようになり、さらに進行するとおしっこの毒素が体にたまる尿毒症を引き起こし、死んでしまう可能性もあります。

原因

体の中の老廃物は腎臓でろ過され、尿管を通って膀胱へ運ばれ、尿道を通っておしっことして排泄されます。

体の老廃物にはおしっこの中で結晶を作るものがあり、それが尿道に滞ると有機物やほかのミネラルと結合してだんだん大きくなって結石になってしまうことがあります。これが尿路結石です。

どうして結晶化するのか、はっきりとした原因はまだ分かっていませんが、細菌感染による膀胱炎、水分摂取量の減少や排尿の我慢による尿の濃縮、マグネシウム・カルシウムなどのミネラルの過剰摂取、ホルモンや代謝の乱れなどが関連していると言われています。

また、尿路結石ができやすい犬種もあるため、遺伝的な要因もあるようです。

尿道結石の種類には「ストルバイト結石」「シュウ酸カルシウム結石」「尿酸塩結石」などがあり、犬では「ストラバイト結石」がよく見られます。

ストラバイト結石は、細菌性膀胱炎などの尿路感染症が原因で尿がアルカリ化を起こすことにより、形成されると考えられています。

治療

治療法としては、結石が小さければ、カテーテルという細い管を使って尿道内の結石を洗い流したり、点滴で体内の水分量を増やしおしっこの量を増やすことによっておしっこと一緒に出してしまうという方法などがあります。

結石が大きくなってくると、手術で取り除く方法が一般的です。

また、結石の種類によっては療法食で尿を酸性や中性にし、結石を溶かすという方法もあります。

対策

まずは、結石の原因となる膀胱炎にならないように気をつけましょう。陰部を常に清潔に保ち、おしっこが濃くならないように新鮮な水をいつでも好きなだけ飲めるようにしておき、トイレは常に清潔にしてワンちゃんがしたいときに気持ちよくできるようにしておきましょう。

結石ができやすい体質のワンちゃんの場合には食事療法も合わせて行うとよいでしょう。結石を予防する食事は、結石の材料となるミネラルの量を制限したり、おしっこのpHを調節する内容になっています。

獣医さんと良く相談して、その子に合った食事を与えましょう。

最後に

尿路結石は犬によくみられる病気の1つで、治せない病気ではありませんが、結石ができやすい体質の子は再発を繰り返してしまうことがあります。

普段から愛犬のおしっこの色やにおい、回数、出方などに注意し、おかしいなと思ったら早めに動物病院へ連れて行きましょう。

犬が嘔吐した!考えられる原因や病気、対策を解説します

愛犬が嘔吐してしまったら、「病気かな?」「どうしたらいいの?」と焦ってしまいますよね。

今回は嘔吐した場合に疑われる病気と、日頃からできる対策をご紹介いたします。

疑われる病気

回虫症

回虫症は特に子犬が感染すると下痢や嘔吐などの症状を引き起こします。他の病気と見極める点は、便や嘔吐物の中に白く細長いそうめんのような虫がいたら回虫症です。

成犬が感染すると主に下痢の症状が見られますが、無症状であることも多いようです。

回虫症に感染する原因として多く見られるのが、回虫症に感染している他の犬の便をお散歩中などに匂いを嗅いで、口に触れてしまう経口感染です。

その他の原因としては、子犬が母犬の胎内にいるときに感染する胎盤感染、お乳によって感染する乳汁感染などがあります。

腸閉塞

腸閉塞の症状は、どの程度のつまり具合なのかによって異なります。

つまりが軽い場合には、嘔吐や下痢、便秘、食欲不振などが見られます。完全につまってしまうと、先ほどの症状のほかに腹痛よりお腹を丸めた姿勢をとったり元気が全くなくなります。

また、つまりによって腸の血行が阻害されて腸管が壊死するとショック状態になり、死んでしまうこともあります。

腸閉塞の多くは異物の飲み込みが原因です。犬は好奇心旺盛で、目につくものをなんでも口に入れたがります。ちょっと目を離したすきに、ボールなどのおもちゃやティッシュ、ビニールなどを飲み込んでしまうことがあります。

他にも、腸の腫瘍や腸管に大量に寄生した寄生虫が原因で腸閉塞になってしまうことがあります。

中毒

中毒の症状で多いのが、突然の激しい嘔吐や下痢、痙攣、口から泡を吹いたりする、昏睡状態になり動けなくなるといった症状です。

ただし、これらの症状はほかの病気でも見られるので注意が必要です。中毒の診断はとても難しく、中毒の根拠となる明確なものがない限りは、まずほかの病気を疑って診断します。

原因として有名なのは、玉ねぎやチョコレート中毒ではないでしょうか。

玉ねぎ中毒は、玉ねぎに含まれるアリルプロピルジスルファイドという成分が、犬の血液中の赤血球を壊してしまうことによっておこります。赤血球が破壊されることで急性の貧血や血尿などを引き起こす場合があります。

チョコレート中毒は、カカオに含まれるテオブロミンという成分が原因です。よって、チョコレートだけでなくココアやコーヒーも危険ですので舐めさせたりしないようにしてください。症状としては、嘔吐や下痢、不整脈、発熱などが見られます。

その他の原因としては、化学薬品や殺鼠剤、除草剤の中毒などがあります。

対策は?

回虫症の対策としては、散歩中などに他の犬の便に触れさせないようにしましょう。

腸閉塞にならないようにするには、愛犬が届く範囲に飲み込めるようなものを置かない、目を離すときはゲージに入れるなどを徹底して異物を飲み込む危険をなくしましょう。

また、普段からいたずらや食べ物以外を口に入れないようしつけておくことが大切です。

中毒に対しては、原因となる物質に愛犬を近づけないことが大切です。よって、人間の食べ物はできるだけ与えないようにしましょう。

私たち人間にとっては無害でも、玉ねぎやチョコレート、ニンニクなど犬にとっては有害なものもあります。

また、殺虫剤や除草剤が使用された場所を散歩などで通る際も気を付けましょう。舐めてしまうと中毒になってしまう可能性があります。

最後に

嘔吐というのは、食べ過ぎなどの軽いものから、中毒などの命にかかわるような病気のものまで幅広く症状として現れます。

緊急性の低いものであれば、お家で様子をみていただいてもOKですが、一刻を争うものもあり、素人判断で診断してしまうのはとても危険です。

愛犬に異変が起きたらすぐに動物病院で診察してもらいましょう。

犬が耳をかゆがっていたら。アレルギー性皮膚炎の疑いあり!原因と対策を解説します

ワンちゃんが頻繁に耳を掻いていると「かゆいのかな?」「痛いのかな?」と飼い主さんも気がかりですよね。

今回はワンちゃんが耳をかゆがっている場合の原因と対策を解説していきます。

原因

耳血腫

耳血腫とは耳に血液がたまってしまう病気です。血液がたまった部分は熱を持ち、痛みやかゆみを引き起こします。

耳血腫の明確な原因はわかっていません。耳ダニや外耳炎などのかゆみによって耳を掻いたりすることで、血管が破れ発症することが多いですが、耳の病気を持っていなくても発症することがあります。

また、耳をぶつけて打撲したり他の犬に噛まれて耳血腫ができる場合もあります。

外耳炎

外耳炎を発症すると、べとべとした臭いのある耳垢がたまります。かゆみが出るため、しきりに耳を掻いたり頭を振ったりといった症状が見られます。

原因は様々ですが、主に細菌や真菌が耳垢に繁殖することで引き起こされたり、耳ヒゼンダニというダニによって引き起こされることが多いようです。

炎症が慢性化すると、耳の皮膚が厚くなり耳の穴がふさがってしまうことがあります。

外耳炎になりやすい犬種としては、ミニチュア・ダックスフンドやゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーなどのたれ耳の犬がかかりやすいので特に注意が必要です。

アレルギー

アレルギーが原因の場合でもかゆみの症状が見られます。特に多いのがノミアレルギーや食物アレルギーです。

ノミアレルギーはノミに咬まれることにより、ノミの唾液中に含まれる物質に対してアレルギー反応を起こし、その症状としてかゆみが出ます。

食物アレルギーの原因となりやすいものとしては、小麦、とうもろこしなどがあります。

予防はできるの?

耳血腫の場合には、原因がわかっていないので、明確な予防法はないのですが、耳ダニや外耳炎などのかゆみを引き起こす病気にならないようにすることが、耳血腫の予防にもつながります。

外耳炎にならないようにするには、日頃から汚れていないか耳の中をチェックし、耳掃除をしましょう。湿らせたコットンや綿棒で掃除するのがおすすめです。乾いていると、耳の中を傷つけてしまう恐れもあるので気を付けましょう。

ノミアレルギーの場合には、ノミに咬まれないようフロントラインなどのノミダニの駆虫薬を使用しましょう。市販のものよりも動物病院で処方される薬のほうがおすすめです。

また、食物アレルギーの場合には、原因となりやすい小麦やとうもろこしなどの穀物が使用されていないグレインフリーのフードを与えることをおすすめします。

最後に

今回ご紹介した病気は命にかかわるような重大な病気ではありませんが、放っておくと悪化してしまうものばかりです。

「そのうち治るかな?」と様子を見ていると、どんどんひどくなってしまい完治が難しい、なんてことにもなりかねません。

しきりに耳を掻くようなしぐさがみられたらぜひ一度、動物病院を受診してみてください。

もしかして糖尿病!?ちゃんと食べているのに痩せてくる、水を大量に飲むといった症状が出たら要注意!

犬の糖尿病は症状が進行してから発見されることが多く、毎日の食事管理や注射が必要になる大変な病気です。

合併症を引き起こすこともあり、早期発見・早期治療が大切です。今回は糖尿病になるとどんな症状が出るのかや原因、治療法、対策をご紹介いたします。

どんな症状が出るか

インスリンは膵臓から分泌され、血液中の糖を細胞内に取り入れる働きをしているのですが、何らかの理由でインスリンの働きが弱くなると糖を細胞内に取り入れられず、血液中に残ったままになってしまいます。

これを高血糖といい、高血糖が続くと体のさまざまな器官に障害が出てきます。

糖尿病になると多飲多尿といって、水を大量に飲んだりおしっこの量が増え、糖をエネルギーとして取り入れられないので食欲があって食べているのに痩せてくるといった症状が見られます。

原因

糖尿病には膵臓の細胞が壊され、インスリンが分泌されなくなるタイプと、インスリンが分泌されているものの、その効果が弱くなってなってしまうタイプの2種類があります。

インスリンが作れなくなる原因はわかっていませんが、「肥満」「遺伝」「犬種」「年齢」「性別」が関係しているのではないかといわれています。

糖尿病にかかりやすい犬種としては、ミニチュア・シュナウザーや、トイ・プードル、ビーグルなどが知られています。

また、糖尿病にかかる年齢は6歳以上が大部分を占めており、オスよりもメスのほうがなりやすいというデータもあります。

高齢になるにつれて代謝が落ちてきているにもかかわらず、今までの同じ食事量だといつの間にか肥満になってしまうこともあります。オスよりもメスのほうがなりやすいのはメスの性ホルモンが糖尿病の発症と関係あるとみられています。

避妊をしていないと、発情期の後の2か月間で黄体ホルモンが上昇しているときに、一時的に後者のタイプの糖尿病になってしまうこともあるようです。

治療

糖尿病の治療はインスリン注射になります。これは毎日行うもので獣医さんから指示を受けて飼い主さんが注射します。

インスリン注射の効果を高めるために、肥満の改善や避妊手術を行います。肥満の改善には適切な食事と適切な運動が大切です。

食事量や運動量によってインスリンの投与量は変わりますので、獣医さんと相談の上、実施するようにしましょう。

対策

糖尿病の予防には肥満にならないことが大切です。適切な食事量と運動量を管理しましょう。

おやつもなるべく減らしましょう。どうしてもあげたい場合は食事の量を減らしたり運動量を増やしたりして調節してあげてください。

メスであれば、避妊手術をするのも良いでしょう。ただ、避妊手術をすると太りやすくなる子が多いので気をつけましょう。

最後に

愛犬に健康で長生きしてもらうためにも、糖尿病は避けたい病気の1つです。

糖尿病になってしまうと完治が難しいので生涯付き合っていかなければならず、飼い主さんもワンちゃんも大変です。

肥満にならないように気を付け、もし糖尿病の症状が見られたら早めに獣医さんに診てもらいましょう。

犬の歩き方がおかしい・・・ヘルニアの可能性あり!原因と対策を解説します

いつもと歩き方が違う、おかしいと感じたら何か異変が起きているのかもしれません。

歩き方の様子で疑われる病気を解説します。

どんな歩き方ですか?

足を地面に着かない

外傷・骨折が疑われます。肉球がガラスや石などで傷ついていませんか?また、夏に多いのですがアスファルトが熱くなっているのでやけどしてしまうことがあります。

骨折の場合には痛がって触られるのを嫌がります。

まずは、肉球をよくチェックしてみてください。

歩き方がぎこちない

この症状で疑われるのが股関節形成不全です。この病気は特にゴールデンレトリバーなどの大型犬によく見られます。

これは主に遺伝の関与が大きい病気で股関節の形成や成長に異常が見られる病気です。

歩き方がぎこちない症状のほかにウサギのように両足で飛び跳ねる「バニーホップ」と呼ばれる特徴的な動きが見られます。

足を引きずっている

椎間板ヘルニア

頸部の椎間板ヘルニアでは、頸部の疼痛、神経麻痺などによって足を引きずるといった症状が見られ、重症になると、自力で立ち上がれなくなり、四肢が完全に麻痺して半身不随や、さらには排便・排尿の困難なども見られることがあります。

胸や腰部の椎間板ヘルニアでは、腰から背にかけての疼痛により、背中を触ると痛がったり嫌がったりするようになります。また、後ろ足の麻痺などが起こり、排便・排尿の困難なども見られることがあります。

レッグテルペス

主な症状は足を引きずる、足に力が入らないなどです。そのほかの症状としては食欲の低下や股関節を触られるのを嫌がるなどです。

これは主に小型犬に多く見られます。原因は不明で、大腿骨頭への血行が阻害され、骨頭が壊死してしまう病気です。

対策は?

お散歩コースに砂利道がある場合は石のほかに、ガラスなどの危険なものが落ちているかもしれないのでできるだけ避けましょう。

また、夏のお散歩は自分でアスファルトを触ってみて熱いと感じたらやめたほうが良いでしょう。太陽が沈んでからもしばらくは熱いままですので、「もう大丈夫だろう」と思っていてもワンちゃんは人間よりも地面に近いのでその分熱く感じますし、熱中症にもなりやすくなります。

股関節形成不全を発症する理由の7割が遺伝に関係しているといわれていますが、残りの3割は環境などの後天的なものです。

骨が急速に成長する生後60日の間に、股関節に対してどのような力が加わるかが、骨盤の形成に影響していることが近年わかってきました。この時期に肥満や過度の運動をすると、異形成を起こしやすいといわれます。

大型犬のほうが発症しやすいのは、生後60日の間に急激に体重が増加するため、股関節へ過度のストレスがかかりやすいからだと考えられています。

肥満にならないようフードの与えすぎには気を付け、室内の場合にはフローリングで滑ってしまうこともあるので、滑り止めを敷くなどして対策しましょう。

椎間板ヘルニアは、激しい運動や肥満、骨の老化などで、体の重みを支える脊椎の、特にクッションの役割をする椎間板への負担が大きくなり損傷することによって起こります。

特に胴の長いダックスなどに多く見られます。階段の上り下りや激しい運動は控えるようにしましょう。

また、肥満体型も脊椎に負担がかかりヘルニアの原因になりますので、気をつけましょう。

最後に

愛犬の歩き方から考えられる病気をほんの一例ですが紹介しました。

犬は体調の悪さやどこか痛くても隠そうとする生き物です。

「いつもと様子が違うな」と思ったら念のため動物病院で診てもらいましょう。

犬の涙、目やにが多い場合に考えられる原因、涙やけになる前の対策を解説!

トイプードルやチワワなど特に小型犬に多い涙やけ。最初は「涙がよく出るな」くらいでも、放っておくとどんどんひどくなり目の下が茶色く皮膚がただれてきた、なんてことになってしまいます。

涙やけはいろいろ試してみても治らないという声の多い症状の1つです。そんな目やに、涙やけの原因と対策を解説します!

涙やけの原因は?

アレルギー

犬にも人間と一緒で花粉症があります。決まった時期や場所で涙が大量に出る場合は花粉症が疑われます。涙だけでなく、全身の毛色に変化があったり、発疹や痒がるようであれば食物アレルギーの可能性があります。

涙腺・涙管

涙腺や涙管が生まれつき狭いか、だんだん狭くなって涙が多くなることもあります。もともと狭い場合は遺伝の可能性がありますが、だんだん狭くなる場合は、ドッグフードに含まれる添加物や原材料として使用されているタンパク質が原因ではないかと言われています。

水分不足

涙の98%は水分で、その他にタンパク質などを含む弱アルカリ性の液体です。この水分量が減少すると、タンパク質などの濃度が上昇しべたべたしてきます。

べたべたした涙は涙管をうまく流れず眼の外に溢れ、眼の周囲の毛に付着します。この涙が空気に触れて酸化すると茶色く変色し涙やけになってしまいます。

涙やけにならないようにするには?

アレルギーが疑われる場合には、動物病院での検査をおすすめします。原因物質を突き止め、与えないようにするのがベストです。

涙腺や涙管に原因がある場合には生まれつきだと、涙管洗浄など大掛かりなものになってしまいます。

添加物が原因の場合にはドッグフードを切り替えたほうが良いでしょう。原材料の1番目に良質なタンパク質が来ていて、穀物不使用のグレインフリーフードがおすすめです。ヒューマングレード(人間でも食べられる品質)の表記があればベストです!

また、水分を多く摂取させるようにしましょう。しっかりと運動させ、体液の流れを良くし、水を飲ませることによって、尿から老廃物を排泄させるようにします。

最後に

涙が出て、目やにが増えてきたときはこまめに拭いて清潔に保つことが大切です。この基本的なことを怠ると、涙やけを悪化させ湿疹やかゆみの原因にもなりかねません。

また、自己流のケアで悪化させてしまったり、結膜炎や他のトラブルを併発してしまわないように、「たかが涙やけ」とあなどることなく症状がでたら、まずは動物病院で相談をしましょう。

犬が皮膚をかゆがる原因とは?悪化する前に早めの対策を!!

あなたのワンちゃんは頻繁に皮膚を掻いていませんか?フケが出ていたり、毛艶や毛並みが悪かったり・・・。最初は部分的だったものが放っておくと全身に広がってしまうこともあります。悪化してしまうと完治するのが難しくなってしまったりと良いことはありません。ここでは、いくつかの原因と対策を解説していきます。

かゆがる原因は?

アレルギー

食物アレルギーでかゆくなることがあります。原因として取り上げられるのは「タンパク質」「炭水化物」で、その中でもタンパク質がアレルギーの原因となることが多いです。

ノミ・ダニ

お散歩中や、お部屋の中で「ノミ」「ダニ」が付着してしまうことがあります。そうすると吸血されかゆみが出ます。

シャンプー

シャンプーの頻度が少ないのも問題ですが、逆に毎日シャンプーするのも問題です。洗いすぎると必要な油分まで洗い流され、過剰に分泌されることになりべたつきやかゆみの原因になります。また、乾かし残しがあると菌の繁殖の原因となります。

皮膚炎

「細菌性皮膚炎」「真菌性皮膚炎」「膿皮症」などがあります。

細菌性皮膚炎は皮膚に細菌が感染し、かゆみや発疹を引き起こします。この皮膚炎で感染する細菌はほとんどが常在菌で、普段は無害なのですが何らかの原因で皮膚のバリア機能が壊れると一気に繁殖し、かゆみなどを引き起こします。

真菌性皮膚炎はいわゆるカビの感染による皮膚炎です。皮膚のバリア機能が正常であれば、カビを抑えられるのですがバリア機能が壊れてしまうと簡単にカビに感染してしまいます。

膿皮症は皮膚のブドウ球菌や連鎖球菌による感染症です。赤い発疹の中央に膿が見られるので膿皮症といわれており、膿が破れ周りに感染していきます。

それぞれの対策は?

アレルギーの場合には動物病院で検査をしてもらい、繰り返さないためにも原因を突き止めたほうが良いでしょう。タンパク質の種類が原因となることが多いですが、質が原因となることもしばしばあります。

鶏肉のみなどの1種類のタンパク質で、合成の添加物の入っていないフードを選ぶことが大切です。

ノミ・ダニは動物病院で処方されるフロントラインなどの薬がおすすめです。市販の薬やシャンプーでは効果が低いものもあります。

また、冬はノミ・ダニはいないと思って春から秋の間しか薬をつけない方もいると思いますが、お部屋の中は冬でも暖房がついていて暖かいのでカーペットなどにいる場合もあります。なので、できれば季節を問わず薬を使用しましょう。

犬のシャンプーの頻度は月に1回程度が理想です。また、お家でシャンプーする場合には人間用のシャンプーではなくきちんと犬用のシャンプーを使用するようにしましょう。人間と犬では皮膚のpHが違いますので、人間用のシャンプーでは刺激が強すぎます。

皮膚炎が疑われる場合には、動物病院を受診しましょう。原因によって治療法は異なりますが、抗生物質の投与や薬用シャンプーでの治療が主なものになると思われます。お家でのこまめなシャンプーが必要になる場合もあります。

最後に

ひとくちにかゆみ、皮膚炎といっても内容は千差万別で原因も様々です。完治するものもあれば、完治が難しいものもあります。

皮膚病対策で最も大切なことは皮膚を清潔に保つことです。

普段、皮膚は毛で覆われており日頃のチェックが難しいものではありますが、皮膚は犬の健康状態を反映する非常に大切です。ブラッシング・シャンプーの際にこまめにしっかりとチェックすることをお勧めします。

犬が下痢、嘔吐をしたら腸炎の可能性があるかも!考えられる原因と対策を解説します

ワンちゃんを飼育していく上で、よくある異常が下痢や嘔吐だと思います。単なる食べ過ぎやストレス、あるいは腸炎などの病気のサインかもしれません。食べ過ぎであれば、少し様子見でも大丈夫ですが、万が一病気だった場合きちんと対処しないと手遅れになってしまうかもしれません。この記事ではワンちゃんが下痢や嘔吐をした場合に考えられる原因と対策を解説していきます。

下痢の原因は?

食べ過ぎ

子犬の時期によくあるのがドッグフードの与えすぎです。子犬はコロコロしているくらいが健康的で良いのですが、まだ自分で食べる量を調整できないのでお腹いっぱいになっても食べ続けてしまいます。そのため、消化しきれず下痢をしたり嘔吐したりします。

ストレス

ワンちゃんも人間と一緒で緊張したりストレスを感じます。引っ越しなどの環境の変化やトリミングに出すなどの普段と違うことをすると便がゆるくなることがあります。

寄生虫

寄生虫はとっても身近な存在です。「回虫」や「鈎虫(こうちゅう)」、「鞭虫(べんちゅう)」は口から卵が入ることで感染します。

お散歩中に寄生虫に感染している他の犬の便の匂いを嗅いだときや舐めてしまったときに感染することがあります。感染すると下痢や嘔吐を引き起こし、便や嘔吐物に寄生虫が見られる場合もあります。

アレルギー

食物アレルギーがある場合、アレルギーの原因となるものを食べるとアレルギー反応をおこして下痢をします。

腸炎

炎症性腸疾患で急性のものと慢性のものがあります。急性腸炎は急によだれを垂らすような吐き気から始まり、下痢を伴うことが多いです。原因は様々ですが、多い要因としては腐った食べ物や水を飲んだことによる細菌感染やパルボウイルス感染症などです。

慢性腸炎は炎症性腸疾患といわれ、Tリンパ球、好酸球などの炎症細胞が腸の粘膜全体に広がったことで慢性的に炎症が起こる病気の総称です。

急性腸炎と比べると症状は軽いですが、下痢や嘔吐を繰り返すため、体力が低下したり栄養不足からさまざまな器官に負担がかかったりします。

お腹が鳴ったり口臭が強くなります。また、お水を多く飲むようになり尿の量が増え元気がないように感じられます。このような症状が慢性的に繰り返し見られます。

それぞれの症状の対策を解説!

食べ過ぎやストレスであれば、緊急性は低いので様子見でOKです。与えるフードの量をいつもより少なくしたり、1食抜いてみるのもありです。

ただ、子犬の場合は食事を抜いてしまうと低血糖になってしまうことがあるので注意が必要です。

寄生虫やアレルギーの場合は、緊急性は低いですが動物病院の受診をおすすめします。虫下しを処方してもらったりアレルギーの原因を突き止める必要があります。

また、犬は肉食なので穀物の消化を苦手とし、アレルギーが出やすいです。ドッグフード選びにはグレインフリーのフードをおすすめします。

腸炎が疑われる場合にはすぐに動物病院で診察してもらいましょう。

急性腸炎の場合は原因により治療方法は異なります。外科的な手術だったり抗生物質の投与になります。

慢性腸炎の場合、完治が難しいといわれていますが食事療法や生活習慣を見直すことが改善への近道です。

最後に

下痢、嘔吐の原因はさまざまです。様子見でOKの場合もあれば、緊急性の高いものあります。ここに記したのはほんの一例ですので、少しでも心配なことがあれば、大切な愛犬の命を守るためにも自己判断せずに獣医さんに診てもらいましょう。